TRAVEL

冒険部 - 安達太良山 -

2013年11月18日 07:32

先日は、ついに雪が降りました。

もう東北は一気に冬に投入ですね。

 

Life style工房には、スタッフで結成した『冒険部』がありまして、

不定期に様々な体験をしています。

 

仕事も大切ですが遊びはもっと大切です!!

 

昨日は、本格的な冬になる前に今年最後の

安達太良山登山に行ってきました。

 

沼尻スキー場から登るコースにチャレンジ。

雪が既に積もっている中でしたが

天気が最高!!

安達太良写真.JPG

 

なんと途中に天然のスケートリンクが!!

この季節ならではの、なかなか出来ない貴重な体験。

 

安達太良写真2.JPG

 

氷の欠片でアイスホッケーにチャレンジ。

ホッケー.JPG

 

登りで約5時間程度で安達太良山山頂に到着し、

帰りは3時間30分の一日満喫できるコース。

 

様々な表情のみれるコースで辛さもあり、危険を伴うコースでしたが、

無事に下山できてとても楽しめました。

 

帰りの沼尻温泉も疲れを癒してくれて充実した一日となりました。

日帰り温泉で入浴できる 『大阪屋』 おすすめです!

 

また次回の冒険も企画中。

 

まだまだ日本は楽しいです。

 

 

 

2012年4月15日 13:50

土壁をどう思いますか?

その答えを探しに先日、奈良・兵庫に弾丸ツアー。

奈良では日本最古の木造建築・法隆寺の見学。
木造の建物を見学するのはもちろんですが、
今回の目的は壁。

土を押し固めて層にする方法。
版築工法の勉強です。
目で見て確認し、体感する。
まさに百聞は一見に如かず。とはこの事。

タイミングよく壁の改修工事もしていて、
現場を直接見学することが!
職人さんが不在で質問できなかったのが心残り…。

土という素材の面白さを感じ、いざ兵庫へ

兵庫県篠山市 丹波焼の郷へ
800年以上にわたり受けつがれてきた丹波焼は、
今現在、60件もの作り手さんがいるとのこと。
でも規模としては小さい方と聞き驚きました。

僕の目的は陶芸作家さんのギャラリー予定の土壁の家。

圧巻。吸い込まれるようにしばし立ちすくむ。

本当に地元の土を使い、余計な物は何も入れずに家として
形造られ、何ともいえない曲線と温かみのある色合い。
もともとの家の原点をみたような気がします。

まだまだ知らない事が多すぎる。
昔の人の知恵の発想はどこから生まれたのだろう?
それとも、現代が便利すぎて考える事や、発想する力が無くなって
きてしまったのか。

新しい物は更に新しい物ができると忘れられてしまう。
風化も早い。

この丹波篠山地域にだけで見かける灰屋(はんや)も土壁。
初めて知りましたが、化学肥料がなかった頃に落ち葉などを燃やして
肥料に使う灰を作っていた小屋の事。

この灰が有名な丹波の黒豆の味を左右すると聞き、
現在も数は少ないが利用されているなんて素晴らしい。

形に決まりがなく、同じ形がないのも面白い!

どのくらい前の灰屋なのか、農作業をしていた方にお話をお伺いすると、
3世代前からあることまでは知っていると。

雨にも風にも地震にも耐えある姿には土の計り知れない
強さと力を感じました。

今回のもう1つの目的は、地元の土の質を知る。

南左官工業所・南様に地元の土を持参し、土を確認してもらったところ、
粘土質が多く、改良も必要ではあるが使うことは可能との回答。

これからのプロジェクトの光が見えました。


今回、大変お世話になりました畑中様に感謝致します。
また今西様・南様突然の訪問にも関わらず、
あたたかく迎えていただきありがとうございました。

まだまだ僕の土ツアーは始まったばかりです!

haru

2012年3月 2日 13:45

そろそろ若葉の芽吹く季節がやって来ましたね。

相変わらず、図面との戦いです。

いつも建築の話ばかりなので今日は違った話でも。

 

 

え~と

 

え~と (汗)

 

んー

 

衣・食・住の中に食の話でも。

僕は、基本嫌いな食べ物はありません。

たまに、とんねるずの「食わず嫌い」に出演したら…。 と妄想する事があります。

1つ嫌いな食べ物を選べと言われたら…。 嫌いな食べ物が何も無いので出演できません。

そんなこと言ってますが、 違う意味で主演はないですけどね……(苦笑)

多分、嫌いな食べ物が無いのは、食べる物のレパートリーが 少ないからなのかも知れません。

美味しいと思ったメニューをいつも注文してしまうのです。

冒険心は全くゼロ。

建築ではいつも冒険しているのですが、ハマるとメニューから無くなるまでハマり続けます。

むしろ、メニューからなくなったらお店を変える場合も。

もしかして、このネタ以前ブログでお話したかも知れません……。

建築関係以外の話のレパートリーも僕は少ないのかも…。

いや、書きたいと思うことは沢山あります!

文章にするのがどうも苦手なのですが、今日は頑張ります。

先日、東京・青山にある無印良品のmujiカフェに行ってきました。

先ずは僕の尊敬する1人。

スーパーポテトの杉本さんの内装をチェック! パンの陳列、椅子の高さ、動線計画など。

いつも通り一通り勉強しながらぐるりと内装を見学させてもらっていると…。

『あんクロワッサン』…?

何とも興味をそそるネーミングのパンが陳列されてるではないか!

僕は前にもお話しましたが、虎屋の羊羹が大好きなだけあって、 あんこが大好きなのです。

そして、これも運命なのかパンの中ではクロワッサンが大好きなのです。

あんことクロワッサンのコラボレーション…。

果たして味は…。

あんこをクロワッサンで巻いていくこの構法に、興味が一瞬にして 建築から食へシフト。

ついつい自分の為に買ってしまったのです。

構造は単純明快なグルグル巻のクロワッサン。

その上に、ゴマが敷き並べてあり、見た目はシンプル。

あまりにも味が気になり、あんクロワッサンを大切な宝物を 手に取るように、大事に両手で支えて ,

早速、大きな口を開けて頬張る。

『サクッ。ほろっ…。プチっ…。』

噛んだ瞬間から、クロワッサンの幾つも重なる層が僕の頭の中では、

高層ビルに感じ、 軽く1階から15階…いや28階だろうか…

一気にその高さまでのビルを突き破るくらいのイナズマが脳裏 を走り抜けました。

どの位の稲妻かというと、現代美術家の杉本博司さんの写真くらい。

(知る人ぞ知る作品なのですが、分かり難くてスミマセン)

食感は、少し表面硬化によりサクサク感と、内部の適度な湿度でモチモチとした食感。

アクセントのゴマがこの作品にアクセントを加えてくれている。

あくまでもあんこは甘さ控えめ。

しかし味の広がりとあっさりした甘さがクロワッサンのバターの濃い味にとても合う。

壁と壁の間に断熱材がないととても寒いが、この作品は クロワッサンの生地と生地であんこという断熱を包む

ことによって、 僕の心を温めてくれている…。

素晴らしい…。

…あっ!

建築的な表現で申し訳ありません…。

とにかく言い過ぎかもしれませんが、僕の中ではリピート確実です。

mujiカフェさん。 どうかこの作品を作り続けて下さい。 お願いします。

是非、皆様もmujiカフェに行く機会がありましたら ご賞味下さい。

そして厚かましいお願いですが、僕の分もお願いします。

『あんクロワッサン ¥180』

スーパーポテト http://www.superpotato.jp/

杉本博司 http://www.sugimotohiroshi.com/

羊羹

2012年1月19日 13:40

羊羹。

 

遅れましたが今年も宜しくお願い致します。

 

 年末年始は恒例の建物探訪の旅へ。

名古屋・福岡・長崎・京都を目まぐるしく巡り、

 

年初めは去年同様、僕のお気に入りの場所の1つ。

‘虎屋菓寮 京都一条店’にて

季節の羊羹と抹茶をいただきました。

 

時間がゆっくりと流れ、庭を眺めながら至福の時を過ごしました。

 

和菓子同様、建物にも1つ1つの素材にこだわりがあり、

それを統一感のある空間にまとめ上げる。

 

品のある高級感には嫌らしさがないため

寛げる空間を作り上げています。

 

絶妙なバランス感覚がとても勉強になります。

 

羊羹が大好きな僕ですが、とらやの羊羹は本当に別格ですね。

クオリティが高くとても美しい。

そして美味しい。

 

今回は‘春のみぎわ’をお土産として購入しました。

 

http://www.toraya-group.co.jp/main.html

 

2月5日(日)にopen houseがあります。

今思えば外観が羊羹みたいな建物。

 

実際食べられませんが、皆様に是非ご賞味頂ければ幸いです。

北の国から

2011年9月27日 13:26

本日は珪藻土の採掘場にて、材料検査、調湿実験の確認に北海道に
来ています。

約800万年前の珪藻土に触れ、少し雄大な気持ちになれたのです。
化石も見つけ、そこに生命の痕跡を感じる事ができました。

牧草地を車で走らせ400キロ、見渡す限りの牧草地帯に圧巻ですね。

小高い山々のウエーブが心地よい風を運んでくれ、その間を道路がクネクネと走っています。
無理の無い、ランドスケープの原点かもです。

山々を切り拓いて平地を作り。

そこにもともとあった自然ではなく、
人工的な自然を作る、何か矛盾しているような......。

ただ作るのでは無く、作る意味を考えなければです。

ますます、これからの建築に必要な事が見えて来ました。
 

art setouchi 2010

2010年8月17日 16:20

 

毎年遊びに行くというか、刺激を頂に、瀬戸内海に浮かぶ島々へ。

今回は、犬島・直島・女木島・男木島・豊島の島巡りです。

特に三分一博志さんの『精錬所』の再生プロジェクトは何度見ても

刺激を頂けますね!

ぼくも触発されて、アイディアをノートに書き込んだのです。

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太平洋~日本海

2010年7月14日 15:59

先週いわきの打合せ後、急遽新潟へ行ってきました。

夕方打合せを終え、高速道路を走っていると綺麗な夕日が・・・

これは日本海に陽が沈む瞬間を見るしかない!!

時計を見れば、現時刻は18時50分。

日暮れ時間を頭の中で計算し、はじき出した答えはおおよそ20時!

と慌てて車を走らせ、中通りを横断。

ノンストップにて、遂に新潟県に入りました。

 

ところが・・・

 

ガソリンタンクのエンプティが『E・E・E・E』に。

いつからこんなランプついてたの?あと何キロ走れる?

『日本海まで70km』の看板は見えましたけど。

ふと後部に目をやると、すでに渋滞がおきており・・・さすがに焦りました。

磐越高速道路は、給油できるサービスエリアはそうありません。

苦渋の選択により、聞いたことの無いインターを降りることに。

聞いたことの無いインターだけあって、

降りてからもスタンドどころか、第一村人すら発見出来ず。

しかしながら、生まれ持った強運か不幸中の幸いか、永らく下り道♪

ラジオOFF・エアコンOFF・ニュートラルに入れて打製で走行!

 

走ること20分・・・

 

心なしかアクセルを踏んでもスピードが上がらなくなってきた頃、

発見・ガソリンスタンド様!

お兄さんの『現金満タン入りました!』の高らかな声に胸を撫で下ろしました。

さ、態勢を整えて一路目的地へ!

 

ところで今何時?

 

あたりを見渡せは真っ暗!

時計を見ると・・・。。。あああ。

このロスタイムが大きな打撃となり、PK戦に持ち込めないまま敗北。

 

見たかった・・・初夏の夕日。

 

CMで聞いた「事前にしっかりチェック!」のフレーズが頭をよぎりました。

何事にも余裕が必要ですね。

次回は必ず!!と闘志を燃やしつつ、

宿付近の居酒屋ではしっかり新潟の味を堪能してきました。

 

ところで、いわきにあった原始的なお家?薪小屋?

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2010

2010年1月19日 22:12

年末年始・・・ありましたっけ?

ってな具合で始まりました2010年。とにかく早いです。

もうすぐ夏の勢い(嬉)

年始早々、パソコンサーバーの正月ボケがあり・・・

CADデーターの逃亡。

でも何とか徹夜で捕獲しました!

 

年末年始は、学生時代の友人が、カッペ宅に集合!

※(カッペ=学生時代の私のあだ名)

 

甥姪っ子達に、お年玉!

はい.はい.はい、っとテンポ良く渡し。

子供 『ワーイ!おじちゃんありがとう~』

カッペ1 『はい没収!!』

カッペ2 『お兄さんアリガトだよ!!!!』

など、新年早々大人気ない始末・・・

 

話は変わりまして本日は、年始に友人と訪れた『きこりの店』に再び参上!

銘木揃いで気分は、ハイテンション♪

『きこりの店』小椋さん・渡部さん、今日は楽しい時間を有難うございました。

真剣に、木々と向き合っているお二人に共感しとても勉強になりました。

『ただ木を切るのではなく、使う分だけ山から借りてくる』

今、必要以上に山が荒らされ、

若木(まだ成木ではない木)までもが伐採されている中、

この言葉は大きな意味を持ちますね。

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今年のLife style工房の床材は、ウォールナットの木を使いたいと思います。

質感と木のぬくもりがとても良く、はだしで歩くととても気持ちいいのです。

小椋さんにアドバイスを頂ながら、自分達が使う分の床材を注文、

今年の秋口には出荷できるそうです。

時間はかかりますが、いいものは簡単にできない証拠ですね。

それでは、今年もたくさんの良い建物を作っていきます。

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