Project Name

CAVE

Timeline

2012

Location

福島県二本松市

Application

住宅

Status

Completed

Detail

地域の風景をつくる家

福島県・二本松市と福島市の山間に完成した「CAVE」 この地は、建主が祖母から受け継いだ思い入れのある土地。また、昔ながらの自然が多く残る、恵まれた環境の地域である。とても静かで、どこか懐かしい風景を眺むことができる。 昔、この地は田畑として利用され、その後休耕地となっていた。豊かな森からの、綺麗な水が豊富なため、生活に潤いをもたせてくれている。今でも野生動物の姿を見かけることも多く、この自然体系を壊すことなく、動物・人間が自然と共存できるように計画した。

この住宅の一番の特徴は『土』 必ず、建築工事の残土として搬出する土は、通常は費用を掛けて捨てられてしまうが、そこにある資源をそのまま捨ててしまうのはもったいない。わざわざ遠くから材料を運ぶのではなく、目の前にある素材に知恵を組み込み、日干しレンガに変えて積み上げた。 また、WORK SHOPを開催し建主はもちろん、近所の方や多くの方の協力を得て約3,000個の日干しレンガを完成させた。

この家の1.5m下には、地球のエネルギーを採熱する不凍液が入ったパイプが埋まっている。15℃前後の安定した温度を利用して、冷暖房に利用する。その土地が持つ自然エネルギーを最大限活用し、ガス・電力の使用量を抑えるように計画した。