ADXは、地球を冒険する”をコンセプトに掲げる建築プラットフォーム「EARTH WALKER(アースウォーカー)」を発表したことをお知らせします。
EARTH WALKERは、標高4000mの過酷な自然環境でも安全・快適な滞在ができるよう設計された”サミットシリーズ”と、機能とデザインをカスタマイズ可能な”カスタムシリーズ”で構成され、この度、 サミットシリーズから「MOON」、カスタムシリーズから「SANU CABIN MOSS」の構想を初公開しました。
■「EARTH WALKER」誕生の背景
「森と生きる。」をフィロソフィーに掲げるADXはこれまで、日本の森の循環を促すため、商業施設・宿泊施設・住宅などの設計施工事業を通して、積極的な木材資源の活用と木造建築に関わる技術開発を推進してきました。また、メンバーシップ制セカンドホームサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」を提供する株式会社Sanuの創業当初からの建築パートナーとして、建築資材の再活用を可能にする「釘を使わない」工法、土壌への負荷を軽減する高床式建築など、旧来の開発・建築手法を改革し、環境配慮型建築を追求してきました。一方、雄大な自然を求めて都市から離れれば離れるほど、電気や水道設備などのインフラが限られていたり、温度や強風などの極端な気象条件に晒されることになり、建築物そのものはもちろん、建設に携わる人への負荷も非常に大きいことを課題視してきました。加えて、日本に現存する極地建築の多くは自然観測や人命保護を目的として建設されており、生活や宿泊の拠点として考えると快適性やデザインの面での向上余地があります。
そこで、大自然で過ごす喜びをより安全・快適に、より多くの人々に提供することを使命として、新たな建築プラットフォーム「EARTH WALKER」を発表するに至りました。これにより、ADXの建築の在り方を環境配慮型から環境共生型へとアップデートし、さらには建築が増えるほど森が豊かになっていくリジェネラティヴな事業展開に挑戦してまいります。
EARTH WALKER 公式サイト