Architect Back Side

木製梁の組み上げ

木製の梁が組み上がりました。 Kabuto 85では、RC造による3層飛ばしのメガストラクチャーの内側に、3層ごとの木造建築を組み合わせて10階建ての建築をつくります。ADXにとっても挑戦です。

生き物を感じるモチーフ

Kabuto 85の柱のデザインには、「生き物をモチーフ」にしたものを取り入れたいと考えました。無機質なイメージの強い都心の金融街だからこそ、木材を多用した自然を感じられるデザインによって、温かみのある空間にしたい。 そこで、ビルの外観を印象付ける4本の柱には、それぞれ1本ずつカブトムシ・トンボ・テントウムシ・バッタの4種類の昆虫の羽のデザインを施します。これらの模様は、デザインデータとNC加工機を連動し製作した木製型枠にコンクリートを打設、転写させている。構造上コンクリートが必要な場所であるが、単純なコンクリート柱に比べて、有機的で柔らかな表情に仕上がります。 型枠として制作した模様も想像通り美しく、ビル内のアートピースにも使えそうです。

原木市場

丸太の調達のため、原木市場へ。 山から切り出された丸太は、原木市場に集められます。市場には朝早くから材木屋が集まり、真剣に木の状態を確認した後、1本ずつセリに掛けられていきます。 ここにある木材はすべて「どこの山から伐採されたもの」かがはっきりしています。だからこそ「どこの建物に使われているか」まで、透明性を持った建築をつくりたい。 Kabuto 85のため、木目が美しい秋田の栗の木を購入しました。

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